2016年10月4日火曜日

電動鼻水吸引機で取れない時に検討したこと(自宅カテーテル)

電動の鼻水吸引機・・・取れない・・・


昨年まで、本当によく風邪をひいてきました。1歳代では小児科で鼻水吸引機で処置してもらっていたのですが、その時一瞬良くても、夜寝るときにはひどすぎる鼻づまりで全然寝られず、本当にかわいそうでした。上体を起こしているとすこし寝やすいようで、一晩中抱っこしていることも・・・。かわいそうだし眠いし腕が痛いし、親子ともどもよく耐えました。


そこで電動の鼻水吸引機を買いました(人力で吸うタイプのものはそれ以前に購入済みでしたが、全然うまくいかなかったので)。

ものすごく期待して使ったものの、画期的に改善されることはありませんでした。小児科に行く回数を減らせるのと、こまめに吸えるので、ないよりましかな・・・くらい。吸うときの角度をインターネットで検索してみたり、自分を実験台にして試したりして工夫しましたが、あまり変わらず。あまりにも吸引力を強くすると怖いし・・・。お風呂上りでも、ムコダインを服用していてもダメな時はダメでした。吸っても取れないのに、寝るととても苦しそうなのは見ていて切なかったです。

レビューなどを読むと、それほど苦労せず効果大の方が多く、娘ちゃんは鼻の形が複雑(?)なのかな、狭いのかな?、鼻水じゃなくて粘膜が腫れてるのかなと思っていました。かわいそうに・・・。

  • ご参考)耳鼻咽喉科かめやまクリニック 様「子供さんの鼻をうまく吸う方法」
    http://www.kameyama-cl.com/hanamizu/kozo_point.html
    試行錯誤していた時に参考にさせてもらいました。それでも駄目だったんだけど、とても分かりやすいです!2歳になってきたら、この方法で行けることも多くなってきたような気がします。

新しい耳鼻科、偶然の出会い


何かのきっかけで耳鼻科を変えました。そこの耳鼻科では通常のオリーブ管で吸引するだけでなく、20~30センチくらいの細長い管で、奥のほうの鼻水をとってくれたのです!魔法の管。すると、数時間は楽そう。そのほかの点でも信頼できる雰囲気だったので、一番鼻水がつらいときは、連日鼻の処置に通いました(ものすごく嫌がりますが)。

あの細い管、なんだろう・・・。

帰宅してから「鼻水吸引 細い管」などで検索して、「カテーテル」というものであるとわかりました。

なんと、家でもできるらしい(自己責任)


あ・・・・そういえば、たしか自宅の吸引機のマニュアルに「カテーテルを使うときは・・・」みたいな文言があったような気がする(ごめんなさい、うろ覚えで未確認です)。さっそく「スマイルキュート カテーテル」で検索してみると、楽天のレビューがひっかかり、一部ユーザーは利用しているようでした。「普通に使っていても全然取れなくて・・・」のような声もあり、そうそうそうそう、とちょっと興奮してしまいました。やっと仲間に出会えた、的な!小児科の先生に相談した時も「取れないことはないと思いますよ」と言われたんだけど、あるんだよ~~!

その後、カテーテルを購入し、実際につかってみるに至り、我が家では救世主になりました。

買ったもの


電動吸引機としては、スマイルキュートを使っています。持ち運びしやすそうで、お手入れが簡単そうだったので(実際持ち運びやすく、お手入れ簡単でした。不満なく使っています。)。

メルシーポットも有名ですよね。値段も同じくらいですし、どちらでもいいと思います。私はスマイルキュート(↑↑↑)のダサいと評判の取っ手が持ち運んでよし、チューブをひっかけてよしで便利だと思っているのですが、確かにこちら(↓↓↓)のほうがおしゃれぽい。

本題はこれです。カテーテル。通販で買えました。

アマゾンで検索すると「トップ社」ものが多く出てくるのですが、私が調べた範囲では、ニプロが、しなやかなようです。サイズがいろいろありますが、我が家では幼児によく使われるらしい「8Fr.」サイズを購入しました。消耗品とはいえ、50本とか多いんですよね・・・。わりと場所をとりますが、しかたない。我が家では、使うたびに軽く水洗いして、数回使って取り替えています。なかなか減らないです。

カテーテルを使った電動鼻水吸引機での自宅吸引の方法


これがどこかにマニュアルがあるわけではないので困りました。私は、以下のサイトを参考にさせてもらいました。完全に自己責任の世界です。

参考)もえもえ日記様「鼻水吸引機のケアについて」
http://yaplog.jp/moemoediary/archive/793

こちらのサイトの、チューブを折って、陰圧を止める方法はとても参考になりました。娘ちゃんに使うときは、先端から4~5センチのところをつまんで、それ以上奥に入らないようにしています。いざ鼻に入れちゃうと、どれくらい入ったのかわからないんですよね。どこかのサイトで、事前に4~5センチのところに油性ペンなどで印をつけておく・・・というのも見かけました。


参考)ケアマネジメント・オンライン様「鼻腔内吸引(PDF)」
http://www.caremanagement.jp/dl/text_03b.pdf
痰の話も入っているので必要なところだけ見ます(初めの3ページくらい)。イメージがわきやすいです。大人用の情報なので、あくまで参考程度に。ここでも、先の参考サイトにある「陰圧を止めて挿入」の方法が説明されています。事前に練習しておくといいですね。ちなみに私は娘を寝かせて頭のほうにすわり、太ももで腕を押さえて動かないようにして、自分の両手をあけて処置しています。嫌がりますが、すぐにけろっとします。

おわりに


あまり正式に(?)普及している方法ではないですが、本当にお困りの方がいたらと思い、ご参考までに投稿させてもらいます。我が家ではうれしいことに、2歳を超えたらめっきり登場回数が減ってきていますが、それでもたまに登場しています。本当に助かっています。眠れるって回復に大切です。
とはいえ、通常の方法で処置できている場合は無理にしないほうがいいと思います。子に負担がかかりますので・・・。私は本当に困ったときに、1日の回数を決めてやっています。心配なことや疑問があったら、かかりつけの耳鼻科の先生にも聞いてみてください。

少しでも楽に、風邪を乗り越えられますように!

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